はしまこもれび農園

私たちがつくるもの

はしまこもれび農園がつくる作物を季節ごとに紹介します。

トマト

夏の野菜であるトマトですが、はしまこもれび農園では3月から栽培をおこなっています。
日本海の潮風を受けて育つトマトは、甘みが強く、そのまま食べたりサラダに使うのがおすすめです。

トマト-定植

①定植(苗の植え付け)

トマトの苗は、根の張りを良くするために、茎が地面に対して45度ほど傾くように植え付けます。

傾ける方向は左右どちらでもかまいません。

トマト-誘引

② 誘引(茎の方向を調整)

茎が自然に天へ向かって伸びていくのを、ビニールハウス内に収まるように横方向へ寝かせて誘引します。

これにより、茎の伸びる方向をコントロールし、管理しやすく育てることができます。

トマト-水やり

③ 水やり・管理

水やりは「毎日この時間に」と決めて行うのではなく、土が乾いたタイミングで行います。長年の経験から、葉が丸まってきた頃が水やりの目安とも言われています。

灌水チューブを使って効率的に水を与え、着果剤も併用しながら育てていきます。

トマト-収穫

④ 収穫

トマトに色がつき、赤く熟してきたら収穫のタイミングです。

完熟具合を見極めながら、丁寧に収穫していきます。

キュウリ

夏の陽ざしを浴びて育った、みずみずしいキュウリ。
パリッとした食感とほんのり甘い味わいが、涼やかな季節の恵みを届けてくれます。

きゅうり-種まき

①種まき

直径3〜5cmほどのポットに、1つにつき2粒ずつきゅうりの種をまきます。

発芽しやすく、健やかな苗に育てるための準備段階です。

きゅうり-定植

② 定植(苗の植え付け)

苗に葉が4〜5枚ほど出てきたら、畑にまっすぐ植え付けます。

定植後は、茎が風などで折れないよう、藁を使って茎の部分を前後から挟み込んで支えます。

きゅうり-誘引

③ ネット張り(つるの誘引)

苗の長さが20cmほどになったら、つるが絡むようにネットを張ります。

これにより、きゅうりがまっすぐに育ち、収穫や管理もしやすくなります。

きゅうり-収穫

④ 収穫

きゅうりの太さが直径約2cm、長さが30cm未満になった頃が収穫の目安です。

大きくなりすぎる前に収穫することで、シャキッとした食感とみずみずしさが保たれます。

お米

春に田植えをおこなったお米を、秋に収穫します。
一粒ひと粒に、自然の恵みと作り手のまごころが込められています。

お米-苗づくり

① 苗づくり(種まき)

丈夫で揃いのよい苗を育てるためには、種まきの段階から丁寧な作業が大切です。

苗が均等に伸びるよう、種のまき方や間隔に注意しながら管理します。

お米-田植え

② 田植え

田植えの前には「代掻き(しろかき)」と呼ばれる作業を丁寧に2〜3回行い、土を柔らかく平らに整えます。

田植えは苗が根付きやすくなるよう、時期と水加減を見極めながら行います。

お米-稲刈り

③ 稲刈り

田植えからおよそ5か月後、稲穂が黄金色に実ったころが収穫のタイミングです。

気候や品種に応じて見極めながら、稲を刈り取っていきます。

お米-掛け干し

④ 掛け干し(自然乾燥)

刈り取った稲は、晴天が続く1週間〜10日間ほど天日干しします。

太陽と風の力でじっくりと水分を抜くことで、米本来の香りや甘みが引き立つ、昔ながらの美味しいお米に仕上がります。その後、脱穀します。

かぼちゃ

はしまこもれび農園では、かぼちゃの栽培は夏もおこなっていますが、冬も栽培しています。
スープや煮物でいただくと、やさしい自然の甘さを感じることができます。

① 種まき

直径3〜5cmほどのポットに、1つにつき1粒ずつかぼちゃの種をまきます。

発芽後は健やかな苗に育つよう、日照や水分管理にも気を配ります。

② 定植(苗の植え付け)

葉が5枚ほどに育ったタイミングで、ハウス内の畝(うね)に定植します。

このとき、苗の向きをすべて同じ方向に揃えて植え付けます。

これは、かぼちゃのツルが一定方向に伸びていく特性を活かすためです。

③ 管理(藁敷き・芽かき・受粉)

茎がマルチシートからはみ出す頃を目安に、ツルの周囲に藁を敷いて実を守ります。

茎にはわき芽が複数出ますが、実を大きく育てるために主茎1本に絞り、1本の茎につき1個のかぼちゃが実るよう調整します。

この段階で手作業による受粉も行い、栄養をしっかりと実に集中させます。

④ 収穫

かぼちゃの茎が茶色く枯れ始めたら、収穫のサインです。

収穫後は風通しの良い場所でしばらく追熟させることで、さらに甘みが増して美味しくなります。